日本臨床運動療法学会とは
文明の進歩により平均寿命が延長し、長寿社会を迎えています。 しかし一方では、日常生活の省略化の影響を受けて、人の生命維持の基本ともいうべき運動の機会が減少し、成人病の有病率はかえって増加の傾向が認められます。
健康維持・増進における運動の効果が医学的に認識され、特に、運動不足は成人病としての高血圧、動脈硬化、虚血性心疾患、糖尿病、高脂血症などの内科的疾患の発生を促進する重要な要因となっていることが明らかにされています。
運動の効果の医学的解明、安全かつ効果的な運動処方・プログラムの作成、運動療法効果の臨床的判定など内科的領域に関する研究成果、臨床経験などを気軽に発表し、率直な討論・意見交換ができる場所を提供しています。