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健康のためのカウンセリングについて

「カウンセリング」という言葉、現在では多くの方が聞いたことがあるかと思います。「話を聴いてもらうところ?」「アドバイスをもらえる?」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にカウンセリングとはどんなことを指すのでしょうか。



人は生活する中で様々な悩みやストレスを経験します(例えば職場や学校での人間関係、家族関係など)。カウンセリングでは、カウンセラーとの対話を通して、その様な悩みやストレスなどの困りごとを、ご自身の力で乗り越えていけるようにサポートするものです。カウンセラーは指示やアドバイスを行なうのではなく、気持ちを受け止め、共感しながら、ご自身の想いを整理し、困りごとに対する新たな気づきが得られるよう、一緒に考えていきます。


カウンセリングで自分の悩みや想いを表現することで、以下の様なことが期待できます。

  • 自分の想いを整理することが出来る
  • 気持ちが落ち着く
  • 自分と向き合い、新たな自分の一面を知ることが出来る
  • 悩み事に対して気づきを得ることができる

日々の中でストレスに上手く対処しながら、皆さんがより自分らしく、生活を送るためにカウンセリングは役立つと考えられます。
健康科学センターでは、肥満症治療や心臓リハビリテーションの支援の一環として、カウンセリングを行なっていますので、そちらもぜひご覧ください。

心臓病とストレス

ひとは、ストレスがかかると、身体を守るためにホルモンを分泌し、血圧や心拍数、呼吸数を上げます。そうすることで、ストレスに立ち向かう、あるいはストレスから逃げ出せるように準備をします。しかし、ストレスが長く続いたり、同時にいくつも発生したりすると、身体を守るための働きがかえって心臓に過度な負担をかけ、血小板の働きを高め、血液がドロドロになり、心臓病を悪化させる一因となるのではないかと考えられています。


「ストレス解消法」と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべるでしょうか?食べること、お酒を飲むこと、タバコなどは、最も手軽なストレス解消法として用いられます。しかし、これらは一時的な気分転換になっても、状況の改善や問題解決に繋がらないため、かえって罪悪感を感じてしまうことが多いです。また、これら自体が生活習慣病の元となり、他の病気を引き起こす危険性が高くなってしまいます。では、気持ちが落ち込むとき、何も楽しくない状態、眠れない状態が続いたときは、どうすれば良いのでしょうか?


健康科学センターでは、臨床心理士が皆さん一人ひとりに一度はお会いして、現状の生活やお気持ちについてお話をお聞きする時間を設けています(「心リハカウンセリング」と呼んでいます)。
特にストレスを感じていない人でも、普段の生活について振り返ってお話しすることで、ご自身の考えや想いが整理されたり、今の体調や気分状態のセルフチェックになったりします。ぜひ一度、ご利用ください。

肥満カウンセリング

ダイエット中には様々な問題が生じます。
短期間では頑張れるが長続きしない、 ストレスがかかると食べることで発散する、 そもそもモチベーションが上がらない、 極端な取り組みで一時的には減量しても リバウンドを繰り返しているなどがあげられます。
このような問題からなかなかダイエットを成功できない 状態が続くと自信を失い、『意志が弱いから』『どうせ自分なんて』など、 ネガティブな自己イメージを植え付けてしまうことにもなります。


健康科学センターでは運動療法や栄養指導に加えて 臨床心理士が行動科学の観点から認知行動療法を ベースにしたカウンセリングを行います。
気持ちや考え方、行動パターンや更に性格傾向などからも ダイエットの妨げになっている要因にアプローチをしていきます。

カウンセリングはハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、 話すことでご自身の内面を客観的に見つめることができ、 そこから新しいご自身と出会えるチャンスになるかもしれません。

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