いびき・睡眠時無呼吸外来では、”いびき”や睡眠時に呼吸が止まるなどの症状がある方を診察・治療する外来です。
睡眠時に呼吸が止まるのは、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)という病気です。
”Sleep Apnea Syndrome”の頭文字をとって、「SAS(サス)」とも呼ばれます。
睡眠時無呼吸症候群は、気道(体内の空気の通り道)の閉塞などが原因で、睡眠時に何回も呼吸が止まる病気です。
睡眠時に呼吸ができず、疲れがとれにくい状態の為日中に強い眠気が襲います。 無治療のまま放っておくと生活習慣病を招いき悪化させる恐れがあります。 当センターではそんな”いびき”や睡眠時無呼吸症状をしっかりと診察・治療させていただきます。
いびき・睡眠時の無呼吸でお悩みの方は当センターにお越しください。
こんな症状・お悩みありませんか?
“いびき”の問題点は、単なる周りの人への騒音だけではありません。もっとも重要な問題は、“いびき”をかく本人に直接的な問題があることです。なぜなら、”いびき”をかいているときに呼吸が非常に不安定になっているからです。
特に睡眠時は、昼間の起きているときや運動時と異なり、鼻と肺をつなぐ通り道(気道)が不安定になっています。“いびき”をかく人は、この気道が狭くなっていて、その結果空気の通りが障害され、その雑音が”いびき”となって音になります。この時、狭いだけなら単なる”いびき”で終わりますが、人によっては気道が一時的につまってしまうことがあります。すると呼吸はどうなるでしょうか。
鼻から吸った空気は通り道がなくなり、途中で止まってしまい、肺へ空気が送られません。この状態が無意識の睡眠中に起こります。 もちろん、息が止まると人間は苦しくなります。多くの場合は無意識に目が覚めて息を吸おうとします。
こんな状態が一晩中、寝ている間に起こります。 これでは、本人は寝ているつもりでも、身体は休まることができません。次の朝起きても身体がだるかったり、昼間にウトウトしたり、人によってはやる気がないとか、さぼっていると思われることもあります。 自分では十分睡眠をとっているつもりなのに、昼間にボーとしたり、やる気がでなかったり等で悩む方も多くいます。車の運転中に居眠りをしてしまい交通事故を起こすこともあります。
また、脳梗塞や心臓発作を引き起こすこともあると言われています。 ここまでくると、立派な病気です。その害は、時として大きな社会的損害になります。でも問題は、皆さんがあまりこの”いびき”の重大性に気がついていないことにあります。
いったい”いびき”はどうやって診断するのでしょうか。
そして、“いびき”は治すことができるのでしょうか? ご安心下さい。
“いびき”の診断は可能です。また、“いびき”の治療も現代医療では十分可能です。
かなり大きな“いびき”をかく方でも、自分で“いびき”を確認できる人は多くありません。そこで、“いびき”の呼吸状態を正確に記録する装置(アプノモニター)を使います。睡眠時の鼻から息の通り具合、呼吸運動の動き、もちろん“いびき”の音も記録します。これらの記録により睡眠時の呼吸状態を知ることができます。 この呼吸記録で、1時間に10秒以上呼吸が止まっている回数を測り、10回以上の場合、睡眠時無呼吸症候群と診断し、治療の対象とされます。更に詳細に診断をするために睡眠時の脳波も同時に測定し、”いびき”や無呼吸の程度を判定する検査もあります。
単純な”いびき”のみの場合、音の問題を除けばあまり治療する必要はありません。しかし、前述の無呼吸を伴う場合、特に昼間や起床時に症状を認める場合は、積極的な治療の適応になります。
基本的に”いびき”の治療は、鼻とのどの空気の通りをよくすることになります。
気道で空気が止まらないように、
鼻から空気を補助的に送る(CPAP)
手術で気道の通りを広くする
マウスピース、まくら等で、
気道の通りをよくする
肥満のある場合、体重を落とす
治療内容より異なります。詳しくは外来受診時にお問い合わせください。
※重症度、合併症の程度により異なります。
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