低炭水化物食が減量や血糖コントロールに有用であるとの報告に対し、糖尿病学会では、2013年に「日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言」を公開し、糖尿病における三大栄養素の推奨摂取比率は、一般的には、炭水化物 50~60%エネルギー( 150g/日以上 )、たんぱく質 20%エネルギー以下を目安とし、残りを脂質とする、としています。
血糖の上昇は、糖質のみではなく、食物繊維を摂ることや、炭水化物より先に乳清たんぱく(牛乳やヨーグルトなどの乳製品に含まれる)やグルタミン(たんぱく質を構成するアミノ酸1つで、大豆、肉、魚、卵などに含まれる)、オリーブ油を摂取することで食後の血糖上昇が抑制されることが報告されています。
極端な糖質制限をするのではなく、適切な糖質摂取のなかで、一緒に食べる物の種類や順番を考えていくことが望ましいでしょう。
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