食塩が高血圧の原因になり、血管や心臓に負担がかかり、動脈硬化や心臓肥大が進み、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など、多くの循環器病が起こることは、よく知られています。ご質問のように、それならば血圧が高くなければ食塩制限をしなくてもよいか?ですが、食塩が血圧とは別に心臓や血管にも悪影響を及ぼすことがわかってきました。このため、血圧がコントロールされていても減塩は循環器疾患の予防に必要となります。
血圧が高くない場合でも、食塩の中のナトリウムは、水を体にためる性質があり、食塩を多く摂取すると循環血液量が増加して心臓に負担がかかります。このため、できるだけ心臓の負担を軽くするには、血圧に関係なく減塩が必要となるのです。
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