心リハカウンセリングは、基本的に1回のみの実施ですが、日常的に精神的なストレスや気分の落ち込みが強い方は継続的なカウンセリングが有効であると考えられます。
病気を抱えながら生活していく大きな不安、心臓病以外にその他の病気を併発している方も少なくないため、一人で悩みや困りを抱えてしまい不安や抑うつを増長してしまう悪循環に陥るリスクが指摘されています。また、心臓病の方の性格特性として、タイプDパーソナリティ(物事をネガティブにとらえやすい一方で、我慢強く、自己主張を抑える)がありますが、タイプDに該当する方は健康状態をネガティブに評価するため、リスクを招く要因にもなるでしょう。快適に日常生活を送り、リハビリを続けていくためにはリスクとなる原因を減らしていかなければなりません。
そのために、継続的なカウンセリングで不安や悩みを和らげ、現実的な対処法を一緒に考えていき、生活の質(QOL)を上げていくことが望ましいでしょう。
【参考文献】
2021年改訂版 心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン
関西医科大学健康科学センター 心リハカウンセリングHPより
知っておきたい 循環器のあれこれ ストレスと心臓 公益財団法人 循環器病研振興財団(2012)
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