ストレッチングは体の柔軟性を高めるだけではありません。
ストレッチングで筋肉を伸ばすことで、血流が良くなり、血管を広げる作用のある「一酸化窒素」を増やすことができます。この一酸化窒素の産生によりしなやかな血管を保ち、動脈硬化の予防に繋がります。
研究では、3ヶ月間の静的(反動や弾みをつけずに筋肉をゆっくりと 伸ばした状態を維持する)ストレッチングの実施により血管内皮機能が改善し、さらに3ヶ月後には動脈硬化が改善されました。しかし、ストレッチングの中止により効果は失われるということからも、継続することが大切です。痛みのない範囲で、呼吸をつづけながら行うようにしましょう。
参考文献:Shinno H, et al. Evaluation of a static stretching intervention on vascular endothelial function and arterial stiffness. Eur J Sport Sci. 2017 Jun;17(5):586-592.
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